日々公論 ~旅とカメラと映画と私~

高校教員による旅と写真と映画についての戯言

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【旅の一枚】タイ ダムヌンサドゥアックの水上市場①


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旅の一枚の写真から、当時の思い出を振り返ろうのシリーズ。

 

完全に私の記憶の備忘録ですが。笑

 

普段Instagramのキャプションだけではこの写真への思いを表現しきれずにもやもやしていた部分は確かにあって、それを何かの形で残すにはブログしかない!ということでやっていこうと思います。

 

 

2019年の8月の初旬にバンコクを訪れた私は「バックパッカーの聖地」でおなじみのカオサン通りに寝床を確保し、それはもうのんびりとシンハービールを片手に通りの異国の情緒に浸り続けていました。(寝てるだけ。)

 

 

予定では2日ほどの滞在で、次の目的地ジャワへと向かうつもりでした。

 

単に橋渡しでしかないので特にタイに行く目的も、必要さもさほどはありませんでした。(バンコクの主たる寺院は過去に見たしな。)

 

ではなぜ来たかといえば、格安航空券にはあるあるですが、経由便で10時間以上空港で待機するくらいなら、外に出て観光したほうがお得だろうということと、タイのドンムアン空港は利用料が安いのか、他の東南アジアの経由便よりも航空券が割安だったからです。

 

本当は、教員になって10年目。本格的に夏の海外旅も10年ということで、初めてバックパッカーとして旅したバンコクで、ビールにパッタイをほおばりながらこの10年について考えよう。というのが本音ですね。

 

 

あ、ちなみに目的地のゴールはインドのコルカタです。

 

なので、とりあえずバンコクに行って、そこからバンコク~コルカタを探したほうが、安いし自由に動けるということで決めました。

 

調べればトランジット観光というのもちゃんとあるみたいですよ。

 

それで、本題なんですが、ビールとマッサージに没頭していた私ですが、せっかく来たし何か見て行こうと考えました。

 

最初に思い付いたのはアユタヤ観光でした。頑張れば日帰りも十分可能ではあったのですが、朝早く動くのとバンコクの渋滞は世界屈指であるというところから不安を覚えたために却下。

 

それ以外にも、ムエタイ観戦やナイトスポットにでも行ってみようかなと思いましたが、いまいち気分が乗らず。

 

いいんです。海外旅行ですから、自分のやりたいと思うことだけやっていれば。

 

まあ、それでも何かしなきゃなということで、カオサン通りで声をかけてきたキャッチの人と交渉し、水上マーケット見学へ。

 

まあ、正直タイの水上マーケットなんて観光地化されすぎて大したことないんだろうなと思っていました。

 

 

 

実際大したことはなかったです。笑

 

なんだろーなー。好みの問題なんですかね。

 

私が見たいのは東南アジアの原風景なんですよね。我々観光客の目なんか気にせずに地元の人たちだけで食材の買い付けやら商談やらしてるのを見たいんですよね。

 

なので、ボートをチャーターして進んで真っ先にお土産もの屋(観光客向けの雑貨)が

見えてきたあたりで私のテンションは下がり始めてしまいましたね。

 

ちなみに、ダムヌンサドゥアックの水上市場についてのことは以下のサイトにて。

 

www.veltra.com

 

一般にバンコクで水上マーケットといえばここを指すみたいです。確かに規模は大きい。ただ、観光客が多すぎる。

 

そんな中、いつも東南アジアのマーケット巡りをしていると目を引くのが女性の活躍です。(やっと本題です。)

 

民族雑貨を乗せ、観光客が乗ったボートに寄ってきてはモノを売りつけていくのですが、基本的には無視されたり、買ってもらえないことのほうが多いわけですよね。

 

それにもめげずに次から次へと円滑に移動を繰り返し、声をかけていく様とその眼差しに家族を支える母親としての力強さを感じるんですよね。

 

この写真はまさに観光客に相手にされずに次のボートに切り替えた瞬間の一枚です。

 

いちいちへこんでなんかいられるかい!次よ次!!

 

そんなメッセージを感じた一枚でした。

 

家族のために働く母親。かっこよすぎますね。