日々公論 ~旅とカメラと映画と私~

高校教員による旅と写真と映画についての戯言

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【2019年12月】北京旅行記 2日目編

 はい。北京到着二日目です。

 

 

こちら到着までの記事です。 

 

 

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 北京一日目です。

 

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朝8時ごろに目が覚めました。天井がぼやけて見える。

 

 

完全に風邪ひいたな。頭が痛い。体がだるい。

  

この記事を書いている時勢柄、新型のコロナウィルスでは?と冗談を言ってみますが果たしてどうでしょう。

 

 

近日中に埼玉の高校教員が病院に搬送されるニュースを目にしたら高確率で私です。

 

というわけで重い体をおこし、気温の上がり始める10時ごろにホテルを出発。

 

飯だ。飯を食わせろ。

 

とりあえず最寄りの東四駅へ。

 

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 胡同の雰囲気は相変わらず良い。

 

 

東四駅の向かいに大型のスーパーがあったので、とりあえず寄ってみることに。

 

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なかなか活気のある様子。

 

 

 

出ました。北京ダック!こいつを食らう瞬間は訪れるのか。 

 野菜の一つ一つがでかい。

 

とりあえず食べたいものがなかったので、外に出る。

 

すぐ近くにレストランが並んでいたので入ってみた。

 

米か麺か。昨日の昼も夜も麺だったからなぁー。 

 

 

 

麺一択。笑

 

 

今回は黒酢ではなく、辣油で味変。

 

うまい。 うますぎる。じゅうまんg・・・。

 

羊肉の串焼きも山椒が効いていて美味。 

 

 38元=650円くらい。まあ、良しとしよう。

 

再び、地下鉄に向かいます。

 

例のごとく荷物検査を受ける。もうめんどくさいとも思わなくなったな。

 

 

鉄道の運賃の仕組みは初乗り3元で、10キロ以上の乗車で5元になるみたいです。

 

 

100元チャージはやりすぎたかもしれないな。

 

ところで、本日の目的地は北京の北西にある「円明園」と「頤和園」 です。

 

 

 

それぞれが近くにあるのと、ロマンあふれる清朝末期の雰囲気が味わえるのではと決めました。

 

地下鉄で3回ほど乗り換え、時間にして1時間ちょっとで到着。 

 

 

 入場は25元。冬場のオフシーズンは安くなっているみたいです。

 

 

 

入り口には堂々と中華人民共和国70周年のパネルが。

 

 

国威発揚に余念がなさそうです。 

 

こういうのも来てみなければわからないことですよね。

 

 

さて、入ります。

 

 

 

うーん。ものすごい広い。

 

 

目的の円明園跡地は公園の奥の方なので、これはかなり歩くな。 

 

途中も雰囲気のある建物が多くあるが、まあ、どれも似たようなもの。

 

 

 

湖全部が凍っていました。

 

 凍った下で鯉が元気に泳いでいました。

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歩いてすでに1時間近く。地図を見るとまだ半分にも届かず。

 

絶望しながら進むと、跡地までのバスが!!

 

 

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乗りまーーーーす!

 

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これで、楽に着くなーと気を緩めていると。

 

 

 

出発して動き出した途端、冷えた風が全身を襲う!

 

 

陽の明るさで忘れそうですが、日中も氷点下の寒さです。

 

ガクガク震えながら、到着までをやり過ごす。

 

 

ついに到着。もはや体調は最悪。

 

 

しかし、あの円明園に私は着いたのだ。 

 

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・・・のだ。

 

 

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いや、わかっていたよ。円明園がとうの昔に英仏軍によって破壊されたことを。

 

いまはその瓦礫だけが集められていることも。

 

資料集で何度も見た。

 

 

でも、もうちょいなんかあってもよくないか!?

 

 

ここまでの苦労が報われるような何かをよぉ!

 

とりあえず私は「円明園に行ったことのある世界史教員」にレベルアップした!

 

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 目的も果たしたし戻ろう。

 

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再び地下鉄へ。次なる目的地は頤和園!

 

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 30分くらいの移動で到着。

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ここ頤和園は清朝末期のビッグママこと西太后が国費を横領して作った夏の避暑地です。英語表記でSummer palace と言われる所以ですね。

 

 

歴史の中でこの清朝末期程ドラマのある時代はないですね。

 

 

 

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 やはり凍ってますな。

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ここもまためちゃくちゃ広い。

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雰囲気的には日光東照宮のような感じですかね。

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 西太后が休息をとった本堂。

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 歩いて40分ほど、まだまだ見どころが多そうだ。

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体力の限界を感じつつ、それでもあの西太后の陰影をたどるんだ!

 

 

気持ちでカバーしつつ次の門を私はくぐったのだ。

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 後光がまぶしいぜ!

 

 

 

 

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あれ?

 

なぜかチケット売り場が目の前にあるな・・・。

 

 

 

  

間違えて出ちゃった( ;∀;)

 

どうやら地図を見間違えて最短ルートで出口に向かっていたらしい。笑

 

まあ、そういうこともあるよね。

 

 

 

これもまた運命。

 

 

私は潔く諦め、近くのローソンでおやつを買ったのであった。

 

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コーヒーが体の芯までしみるぜ。

 

 

といい加減体が限界を迎えていたので、ホテルに帰ったのであった。

 

 

 

 

東四駅につくと、さっきのスーパーで夜食を調達。

 

 

 

本日のラインナップ。

 

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ドン!!お焼き。黄色い理由は不明。(カレーの味も特にせず) 

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ドンっ!!昨日に続き安くて薄いビール(うまいとはいってない。)

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風邪は酒でも飲んで治せってなぁ!!

 

 

 

ドン! 

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酒のつまみ。これが今回の旅で一番はまったフード。

  

こんにゃくがとってもスパイシー。

  

 

と、こんな感じで北京での2日目でした。

 

 

 円明園も頤和園も冬に行くものではない。(確信)

 

 

春先の緑豊かな時期だったらかなり美しい景色が見れたのだろう。

 

 万里の長城にいっておけばよかったかもな。

 

明日はついに天安門へ。

 

待ってろ毛沢東!!

 

 

 

【旅の一枚シリーズ】イェルサレム 嘆きの壁とピーマンの話

 

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はい。2回目となりました。一枚の写真から過去の旅を振り返るシリーズです。

 

今回の舞台はイスラエルにある聖都イェルサレムです。

 

いわゆる旧市街ですね。

 

言わずもがな、ユダヤ・キリスト・イスラームの聖地として複雑な歴史をもつ

 

世界の中心であります。

 

それにしても改めてみると間抜けな写真ですね。笑

 

 社会人2年目の8月のことだったのでもう10年も前になります。

 

 

当時の職場の友人とご飯を食べながら一緒にバックパッカーやりますかって話になって

 

 

それまでは東南アジアくらいしか行ったことがなかったので、2人だし多少危なそうな国でもいいかなと思い。

 

 

 

「イェルサレムとか熱くね?」

 

 

 

 

「そこにユダヤ教の聖地の嘆きの壁ってのがあるから彼女ができないことを嘆きに行こうぜ。」

 

 

こんないい加減な理由でこの地を訪れたのは後にも先にも私だけだろうと思います。

 

 

ってことでエジプトからトルコ経由でイスラエルへ入国

 

 

イェルサレムの旧市街に入り散策しながら嘆きの壁へ。

 

 

 

もう遠目からでもこの場所が崇高で神聖でホーリーなプレイスであることが肌で感じられました。

 

 

震えました。神様ごめんなさい。悔い改めます。

 

 

しかし、来てしまった以上嘆かせてくれ。

 

 

まわりのユダヤ教ガチ勢のゴミを見るような視線に生きた心地がしませんでしたが

 

 

一瞬だけ!!

 

 

 

ペタッ

 

 

そんな一瞬を押さえた一枚。

 

よく見ると私の隣の子供のさらに隣の座った方がこっちをめっちゃ怖い目でみてるし。

 

 

本当にありがとうございました。おかげさまであれから十年。

 

 

 

僕はいまだに独身です。笑  ありがとうございます。

 

 

イェルサレムについては本当に語りたいことが山ほどあるのですが、それはまた別の写真とともに語ります。

 

ところで、私が頭にかぶっている白い布がありますよね。

 

これは「キッパ」と呼ばれる信仰者が身に着けるもので(説明が難しいな。)

 

 

神の道に生きている方は頭頂部を剃るんです。(剃髪)

 

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これです。

 

ザビエルさんレベルだと剃ってなんぼなんですが、そこまでではない人はキッパをかぶって礼拝をおこなうわけです。

 

それでこのキッパを手に入れようと、イェルサレム市街の雑貨屋をプラプラ見ていた時の事。

 

 

遠くから近づいてくる人影あり。

 

 

「ヘーイ(^^♪ マイフレーンド♬」

 

今でこそこういう輩は適当にあしらう術と経験があるんですが、当時は親切な人が話しかけてきてくれたと思い。

 

「はーい、ゆーあーまいふれーん!ないすトゥーみとぅー」

 

まあ、10年前なんでこんなやり取り覚えてないんですけど多分これに近いやり取りをしたと思います。笑

 

そして、キッパを探してる旨を伝えると

 

「マイショップイズ二アー ベリークロース! プリーズカムイン(^^♪」

 

「おけーい!れっつごー!」

 

 

これも想像ですけどたぶんこんな感じだと思います。

 

 そして、彼の店に行きました。

 

店に入ると彼はキッパとは関係ない雑貨やお土産などをこれでもかと勧めてきました。

 

 

私はそれをあしらいながらキッパを探していると、店の奥の方にキッパコーナーを見つけたのです。

 

 

こんな感じです。

 

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毎度便所の落書きレベルですいません。

 

店の奥で私はキッパを手に取り、どれにしようか見定めていました。

 

 

そして六芒星柄のものが気に入ったので

 

「はうまーっち?」と価格交渉に入りました。

 

すると店員は不敵な笑みをうかべながら電卓で数字を打ち込みました。

 

そこには 2000 とありました。

 

もちろん、日本円ではありません。イスラエルは「シェケル」という通貨です。

 

10年前のレートなんて覚えていないので1シェケルが約30円の今のレートで話させてください。

 

つまり6万円を提示したわけです。

 

 

(;゚Д゚)<なめてんじゃねーよー

 

 

さすがに冗談にしては面白くねぇなと思い、店員から電卓を奪うと

 

50 と打ち見せました。 1500円です。布切れとはいえ神聖な代物ですから。

 

すると店員は激昂しはじめ、近くにあったよくわからないキーホルダーと共に電卓を打ち込みました。

 

 

5000

 

 

もうこいつだめだ。他をあたろう。

 

そう思い、店を出ようと入口の方を向くと・・・

 

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店の入り口で知らない大男が仁王立ちで入口をふさいでやがるではないか!!

 

そして、気づいたのです。

 

 

店の中にはもう私しか客がいないことに。

 

 

 

この状況あなたならどうしますか??

 

 

ここはイェルサレムです。

 

 

夜中に銃声が何度も聞こえて目が覚めるような場所です。

 

実は私はこんな状況になったときにやろうと思っていた秘策があったのです。

 

今日は読者の皆さんにこの奥義ウパニシャッドを伝授しましょう。

 

 

それは・・・。

 

 

 

 

 

頭のおかしいやつになる   ことです。

 

 

覚悟を決めるのに時間はいりませんでした。

 

 

 

だってこの店には俺しかいないんだからよぉ!!

 

 

「いぇぇぇぇっぇぇぇぇぇっぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっぇぇぇぃ!!」(絶叫)

 

 

こうして逆襲の狼煙があがったのです。

 

 

もちろんこの程度でこの窮地をひっくり返すことはできません。

 

本当の秘策はこうです。

 

 

「なんか英語っぽい響きの日本語をひたすら連呼する」

 

 

これです。相手の土俵で勝負しようとするから負けるのです。

 

 

そこで私が選んだ単語が「ピーマン」です。

 

ピーマンは確かポルトガルかスペインとの南蛮貿易で日本に入ってきたらしいのですが、スペインでは全く違う単語で呼ばれている謎の生い立ちの言葉なんです。

 

 

住所不定無職みたいな奴なんです。ええ。

 

というわけで。

 

 

 

「ディスイズぴーまーーーーーん!!!!!ぴーまーーーーんんんんn!!!」

 

とりあえず棚にある雑貨を指さしながら私は叫びました。

 

ポイントは店員に何もしゃべらせないことです。何か言おうものならかぶせぎみに

 

 

「ぴぴぴいいいいいいいいいいいいいいままっままあmmmmmっまあああああんn」

 

 

もう自分で書いてて笑いが止まらんww

 

とにかく店員を上回るボリュームで叫びます。

 

 

いろんな商品を指さしては「これはピーマンです」と叫ぶのです。

 

 

あとになって分析するとピーマンとは「P MAN」となるので

 

「人間的な何かなのでは?じゃあPってなんなんだ?」

 

と相手の思考に直接ダメージを与えることができるのではないかと思うのです。たぶん。

 

 

とりあえず、イニシアティブを握ることに成功したようです。まだ終わりません。

 

 

「アイアム ぴぃぃまぁぁぁん but ユーアー ノット ピーーマーーン!!」

 

次は突然自分を指さし「私はピーマンです」と自己紹介します。

 

 

そして相手を指さし「お前はピーマンじゃねぇ」そう宣告します。

 

 

その後も何か言おうとしてくる店員を遮りあらゆる商品や壁を指さしてはピーマンを連呼します。

 

 

するとどうですか、今この空間にはピーマンでないのは店員だけではないですか。

(謎の大男は結局何もしてこない木偶の坊なのでないものとします)

 

ついさっきまで窮地に追い込まれていた私は完全に空間を支配することに成功しました。

 

 

これぞコペルニクス的転回!! 

 

少し余裕の出てきた私は最後にとてつもない一撃を食らわせたのです。

 

 

動揺を隠しきれない店員に対し、私はそっと天を指さし静かにこう言い放ちました。

 

 

 

 

 

「GOD  IS  ぴーまん」

 

 

 

 

 

もう一度言います。ここはイェルサレムです。

 

 

この地球上で最も宗教熱の高い場所なのです。

 

 

店員は雷に打たれたように無言になり、もう帰ってくれとジェスチャーし始めました。

 

 

しかし、私はあえて首を横に振りました。

 

 

 

すると店員は大粒の汗を流しながら私の体をつかみ店から追い出そうとし始めたのです。

 

 

私はその腕を振り払い、床に落ちていた電卓を拾い上げ

 

 

 

1 と押して店員に見せました。

 

 

 

そして、硬貨1シェケルを店員のおでこに押し付けて(汗でくっつく)

 

颯爽と店を後にしたのです。

 

 

 

こうして世界に平和が訪れたのです。    [珍約聖書 創世記より]

 

 

 

ということで、イェルサレムのお話でした。

 

世界史の雑談の中で生徒にも一番受ける鉄板ネタでもあります。

 

文字で伝えるのは難しいなぁ。

 

 

長々とお読みいただきありがとうございました!!

【2019年12月版】北京観光記 1日目編

 さて、前回の続きです。

 

前回の「出発編」はこちらをご覧ください。

 

 

 

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 さて、深夜3時発に羽田をたち、朝6時過ぎに北京国際空港に到着しました。

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ターミナルまでバスに乗ります。

 

さて、入国ですが、特に問題なくスムーズに終わりました。

 

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指紋認証はセキュリティーカウンターに並ぶ手前にありました。

 

 そういえば羽田空港でとりあえず2万円分両替しました。

 

1元=17円くらいですかね。

 

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深夜にやっていた両替所は出口付近のここくらいでした。(北京空港)

 

 

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さて、半分寝ぼけた状態ですが、市街地へと向かます。

 

 

バス・タクシー・地下鉄がありますが、元気であればバスを探して安く済ませますが、眠すぎるので、迷わず地下鉄へ。

 

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空港から東直門駅まで特急がありました。20元でした。

 

東直門までいくと市街地を網羅するメトロに接続できます。 

 

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ちょっとずつ中国に来たことを実感。

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中国の切符はカード式でした。かっこいい。

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しかし、ここでトラブル。

 

この路線は空港と東直門をシャトル運航してるのですが

 

空港出発 →寝落ち →当直門スルー →目が覚める →空港につく

 

これを繰り返し、いつまでたっても市街地に着けない。( ゚Д゚)

 

しかし、時刻は早朝、今市街地に行ってもホテルはチェックインできませんし、

 

今のうちにガイドブックで情報を・・・。

 

 

 

 

 

 

あっガイドブック買ってないや。(^_-)-☆

 

おまけにSIMカードもよくわからんし。

 

まるで情報がない。どうしよう。

 

とりあえず寝るか。(-_-)zzz

 

こうして不毛な時間が過ぎ、時間だけが経過していくのであった。

 

 

なんやかんやで東直門につき、地下鉄路線図をゲット。

 

ぱっと見て、「とりあえず天安門行っとくか!」

 

行き先が決まりました。

 

目的地は「門前駅」

 

 

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改札前で、PASMOのようなチャージできるカードをゲット。

 

多分、地下鉄が移動のメインになる予感がしたので100元をチャージ。

 

デポジットで20元かかりました。

 

 

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地下鉄は、かなり正確で、不便さは感じません。

 

右上のモニターに次の電車が表示されています。 

 

というか、もう9時半かよ! ついて3時間半もたってることに驚き。

  

 

 

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 前門駅到着。待ってろ毛沢東!

 

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天安門広場の奥に紫禁城で有名な故宮博物館があるようです。

 

しかし、道路の反対側に天安門らしき広場があるものの渡れず。

 

しばらく進むと、長蛇の列が。どうやらセキュリティーチェックを受けなければならないらしい。

 

ただ、その行列と進みの遅さが尋常ではなく。

 

 

なにより少し並んでみて気づいたのだが、めちゃくちゃ寒い!!

 

異国へのテンションの高まりであまり気にしていなかったが日本とはくらべものにならないくらい寒い。

 

 

わかってはいた。わかってはいたんだけどよーー。

 

 

( `ー´)ノ「今日はこのへんにしといたるわ!!」

 

 

諦めではない。戦略的撤退である。

 

 

日を改めて、もっと早い時間から並んでおこう。

 

というわけで、駅へと引き返す。

 

道の反対側によさそうなショップ街が見えたので、道路を渡ろうと試みるが・・・

 

 

 

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あれ?

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あれれ?

 

道路沿いには柵が置かれ、最終的にパトカーや巡回中の警察官に出くわすように動線が決められていることに気づく。

 

 

改めてここが中国だと実感した。

 

 

その後、地下鉄に戻ると入り口で荷物チェック。

また出口を間違える。(というかわからないから適当に出てみる。)

柵で道路が渡れない。

駅に戻る

荷物チェック

 

 

 

自分発狂よろしいか??

 

 

なんという不自由。なんという初見殺し。

 

 

4度目の挑戦で、無事道路の反対側から出ることに成功。

 

 

( ゚Д゚)<ええーい!とりあえず腹ごしらえじゃ!!

 

 

 

 

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 うまそうっ!!

 

 

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説明は不要。うまいに決まってる。

 

冷えた体にはなおさらです。山椒のピリピリ感がちょうどよかった。

 

味は薄味でした。

 

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途中で黒酢を加えて味変。

 

黒酢好きにはたまらない。

 

 

ただおいしいのだが黒酢を入れすぎたのか、一度に食べ過ぎるとせき込んでしまう。

 

 

ズズッーッ ブホォッ  ズズッーッ ブホォッ   ズズッーッ ブホォェ

 

 

こんな状態です。笑 周りの中国人も爆笑。

 

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代金は16元ほど。=300円くらい。すばらしい。

 

飯がうまければ大体のことは許します。

 

 

店を出て大通り沿いに歩くと雰囲気の良い通りが。

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目印の高楼

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スタバもだいぶローカライズされてます。いい雰囲気。

 

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いたるところに中国らしいモニュメントが。

 

 

やばい。楽しい!!

 

 

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どうやらここは前門大街というところらしい。

 

大街=大通り 胡同=小道  みたいな感じ。

 

これがわかるだけで、中国の通りの地図はわかると思う。

 

 

 

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吉野家を発見したので店内へ。

 

牛丼一杯=40元くらい=700円くらい 高いな。

 

 

 

通りを抜けると珠市口駅を発見。そろそろホテルのチェックインが可能な時間なので、一旦ホテルに行って荷物を軽くしよう。

 

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地下鉄はシンプルで乗り換えは簡単。

  

 

しかし、乗り換えのたびに結構歩くので時間と体力は結構使います。

 

 

 

最寄りの「東四駅」(ドンスー)からホテルへ。

 

 

胡同に入ると古風な雰囲気が。

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到着!! 東四飯店(ドンスーホテル)

 

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あまり英語は通じないけど、雰囲気でチェックインも問題なし。

 

フロントと客室フロアの間も電子ドアがあるのでセキュリティーは安心かな。

 

 

部屋は、シングルでとったはずだけどなぜかツインルームに。

 

料金は一泊1800円ほど。やるやん!!

 

 

 

その後小休止・・・

 

 

目覚めるとどういうわけか夕方に。笑

 

もう、外の寒さを想像しただけで引きこもりモードに。

 

しかし、旅の日数はわずか4日。このまま1日が終わってよいものか。

 

 

うん。終わっていいや。

 

 

しかし、窓の隙間からは若干の日の明かりも。

 

 

よし、完全に日が沈んだら帰るルールで少しだけ外に出よう。

 

 

ということで、出動。

 

来る前にネットで、ホテルの近くに「北京の銀座」というわれる「王府井」(ワンフージン)という通りがあるとは調べていたので向かうことに。

 

歩いて15分ほどで大街にでる。

 

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歩行者専用になっていて活気がある。

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途中カトリックの教会もあった。

 

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そういえば年末なんだなぁと実感。

 

 

ということで、日が沈んだのでゲームオーバー。

 

まあ、ここは買い物の拠点にちょうどいいぞ。

 

 

ということでホテルまでの途中にあったスーパーで夜食を調達。

 

ドン!

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アルコール10%とは知らず、これ一本で泥酔。8元くらい

ドン!!

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ドン!!!味もアルコールも薄い。でも飲みやすい。3元と安い。

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ドン!!!! シーフード風味。5.5元

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お好み焼きを丸めた感じのもの。ソースがあればな。8元。

 

 

こんな感じで質素な食事でも満足。

 

 

ふと、スマホで今日の気温調べたら最高気温‐4℃でしたわ。

 

( ゚Д゚)<そりゃ寒みーわ。

 

ということで北京到着1日目でした。まとまりない感じですいません。

 

次の日はもう少しいろいろ周ってるのでご期待くだされ。

 

お読みいただきありがとうございました。では。

 

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【2019年12月版】北京観光記 出発編

こんにちは!                  

今回は2019年の年末に行った中国・北京の旅行について自身の備忘録とこれから北京に行こうと考えている皆さんのために、書き記していこうと思います。 

 

 

なぜ北京を選んだのか。

 

 中国といえばネット版万里の長城「great wall」と呼ばれるネット規制が敷かれているため、LINE Twitter Instagram YouTube などの現代人御用達のネットサービスが全く使えません。

 

これは死活問題。 

 

インドのお湯の出ないボロボロのベットしかない安宿でもネットがあったから私は快適

に過ごせたのです。

 

それでも北京を選んだポイントを3つあげるならば

 

①年末の割高な航空運賃の中でも比較的安価であった。【直行便で往復3万円台】

 

②歴史の舞台としては申し分ないほどの魅力があった。

 

③米中貿易摩擦など大国としての野心をむき出しにしている現代の中国を見てみたかった。

 

 

 

年末の割高な航空運賃の中でも比較的安価であった。について

 

航空運賃はクリスマスあたりを境に値増しされる印象ですね。仕事納めをした人々が海外で年越しをしたり、それこそ芸能人がハワイで年始を過ごすなんて昔は一つのステータスになってましたよね。小さいころワイドショーでハワイに行く芸能人をキャスターが空港でインタビューするなんてのがよくあったような記憶があります。

 

東南アジア(ベトナム、フィリピン)辺りで6万円ほど。うーん。

 

 

それでも北京で3万は高いですけどね。

 

 

歴史の舞台としては申し分ないほどの魅力があった。について

 

北京といえば中国史の中では、フビライ=ハンが北京に遷都(当時は大都)以来、政治の中心となりました。

世界史的には北京原人、天安門、故宮(紫禁城)、円明園、盧溝橋あたりの単語にはピンときちゃいますよね。もちろん万里の長城もありますし。北京一つで中国の古代から現代の歴史が詰まっていますね。これは大きな魅力です。

 

 

 

米中貿易摩擦など大国としての野心をむき出しにしている現代の中国を見てみたかった。について

 

習近平政権になって中国は明らかに覇権主義を標榜してアメリカへの対抗心を隠していませんね。すでに貿易戦争という形でメディアでは騒がれています。

 

かつては欧米列強に蹂躙された「眠れる獅子」がいよいよ目覚めた感は否めません。

 

そんな中国に今こそ行って見ておくべきだと思いました。それに2019年は中華人民共和国成立70周年でもありますし。また、ニュースでよくでる中国の大気汚染なんかの実情を見てみたいですね。

 

 

 

とまあ、ざっくり中国に決めた時の気持ちを書き連ねましたが、要するに安くて手軽にサクッと行けちゃうのが決め手です。

 

年末に移動で疲れたくありませんからね。

 

では、さっそく出発の様子からお話ししましょう。

 

航空券探し

 

まず、航空券探しは基本ExpediaかTrip.comで探します。

 

この比較についてはまた別の記事でまとめようと思います。

 

 

10年前までは、ホテル探しも大変でしたが今はもうアプリで比較して探せる快適な時代になりました。

 

 

条件は直行便であることだけなので、その中の最安値で南海航空に決めました。

 

しかし、安かろう悪かろうの原則でいえば、フライトの時間が深夜3時ということで一瞬ためらいましたが到着が朝6時なのでそのまま一日フルで使えるとポジティブに捉えて即決しました。これについてはあとで後悔しますが・・・・。

 

羽田空港到着! 

 

さて、12時過ぎに羽田空港に到着し、チェックインを済ませようと海南航空のカウンターに行った見たら深夜便とは思えないほどの行列でした。早めに到着してよかったです。

 

 

普段海外へのフライトは2時間前ぐらいが普通と思ってましたが、チェックインだけで1時間かかったので危なかったですね。

 

日本の方もいましたが、大半は中国人観光客でした。(お土産の荷物があったので)

 

事前の案内では機内持ち込み、受託荷物は1つまでとされてましが、誰も守ってなかったですね。笑 

 

こういう規則って航空会社によって厳格さが違うので困りますね。過去に一眼カメラのせいで荷物の重量が超過して、超過料金を取られたこともありましたので注意です。

 

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深夜とは思えない行列にびっくり!

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中華系航空会社でも海南は初かもしれん

     

そういえば羽田空港自体も年末の装飾がかなりきれいでした。

    

 

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出発は26日の深夜なので世の中はクリスマスだったみたいです。(他人事)

それにしても羽田空港のアクセスの良さに慣れてしまうともう成田はきついですね。

 

 

 

そして、時間通りに搭乗し、いよいよ出発です。

 

ちなみに機内で中華系の英字新聞を読んでいたらこんな記事が目につきました。

 

 

 

HKとは香港のことですね。

 

「香港の反乱者たちがクリスマスイブを台無しに」という感じでしょうか。

 

中華人民共和国の香港デモに対する姿勢が見えますね。こういう小さな発見なんかにもワクワクしてしまいます。

 

 

さて、今日はここまで次回はいよいよ北京の旅の本編です。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

  

Instagramにも「旅での出会い」をテーマに写真を上げています。

 

フォローよろしくお願いします。

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では次回!

【旅の一枚】タイ ダムヌンサドゥアックの水上市場①

 

 

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旅の一枚の写真から、当時の思い出を振り返ろうのシリーズ。

 

完全に私の記憶の備忘録ですが。笑

 

普段Instagramのキャプションだけではこの写真への思いを表現しきれずにもやもやしていた部分は確かにあって、それを何かの形で残すにはブログしかない!ということでやっていこうと思います。

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