日々公論 ~旅とカメラと映画と私~

高校教員による旅と写真と映画についての戯言

MENU

三国志やべぇやつ列伝 FILE1 元屠殺屋 何進将軍

こんにちは。最近発売された三国志14にドはまり中の小野Tです。

 

というか、アプリでは三国志Ⅴをスキマ時間にやって、家ではPS4で14をやる。

 

何回中国を統一すれば気が済むのか。誰か助けて(/ω\)

 

 

三國志14

三國志14

  • 発売日: 2020/01/16
  • メディア: DVD-ROM
 

 

ちなみに文庫版は吉川英治派です。

 

三国志全一冊合本版 (吉川英治歴史時代文庫)

三国志全一冊合本版 (吉川英治歴史時代文庫)

  • 作者:吉川英治
  • 発売日: 2013/06/28
  • メディア: Kindle版
 

 

北方謙三版三国志も並行して読むとまた面白いですよ。

 

文庫版三国志完結記念セット(全14巻)

文庫版三国志完結記念セット(全14巻)

  • 作者:北方 謙三
  • 発売日: 2002/12/01
  • メディア: 文庫
 

 

何かと自粛ムードの今だからこそぜひ。

 

もちろん、歴史漫画の金字塔である横山三国志も入門としておすすめです。

 

三国志全30巻箱入 (潮漫画文庫)

三国志全30巻箱入 (潮漫画文庫)

  • 作者:横山 光輝
  • 発売日: 2000/04/01
  • メディア: 文庫
 

 

さて、世界史の教科書では2ページにも満たない記述で終わる中国三国時代ですが、そこには数多の猛将が登場します。

  

中には猛将・名将とはいいがたい輩も多く登場しますが、そんな人物がいるから他が際立ついいスパイスになっているのが三国志の魅力なのですよ。

 

そんな中から個人的に語りたい武将について紹介していきます。

 

なお、歴史的側面よりも、ゲーム等でのその人物の描かれ方に注目していきます。

 

何進遂高

 

f:id:onotaka1986:20200302155043p:plain

三国志14より

 

 

三国志の中での活躍

何進は三国志の中の役割でいうと、黄巾の乱後の対応を誤って豪族を都洛陽へと呼び寄せたために、その後の群雄割拠の原因を作った人物、といったとこでしょうか。

 

漢王室に忠誠を誓い黄巾賊討伐に命を懸けた有力者たちが都洛陽の政治の腐敗を目の当たりにし、野心を持ち始めるわけです。

 

また、政治腐敗の根源である宦官身分と強調しながらのし上がった彼ですが、最後は対立し殺害されてしまいます。

 

詳しいことはウィキをどうぞ。

何進 - Wikipedia

 

彼のゲームでのヴィジュアルは「でっぷりと太った大男」が毎度ですが、その理由は彼の経歴にあると思われます。

 

やべぇところポイント① 元屠殺屋が大将軍に

 

元々は家畜を食肉や皮革用に加工するために殺す屠殺を生業としていたそうです。

 

実際は羊の屠殺を担っていたそうですが、家畜=豚、牛ということで、本人も豚のような風体に仕上がっています。

 

あるいは、一時的とはいえ権勢を誇り、権力をほしいままにした様を表現しているのでしょうか。

 

さて、この屠殺業とは歴史的には身分の低い者が請け負う仕事でした。

 

これは中国だけではなく、世界各地で見られることです。

 

インドではヴァルナの下層のシュードラ身分やアウトカーストが担ったといわれますし、日本でも江戸時代の穢多(えた)身分がこの屠殺を生業とさせられました。

 

 

           

穢多 - Wikipedia

 

穢れの多い仕事と認識されたのは仏教世界においては食肉の風習や不殺傷が禁忌となっていたからではないでしょうか。

 

そう考えると、仏教の影響の大きい中国・インド・日本で同じような現象が起こっているのも納得ですな。

 

そんな家畜殺しがあれよあれよと出世して黄巾軍討伐の任を請け負う大将軍になるって後漢王朝末期ってなんて素敵なんでしょう。

 

まぁ、もとの経歴の怪しさで言ったら機織りの分際で漢王室の末裔を名乗るもっとやばいのがいるんですがね。

 

それが三国志の主役である劉備さんですね。もうめちゃくちゃ。最高!

 

 

やべぇポイント② 妹が美人だったおかげで大出世

 

そんな家畜殺しが世にでるきっかけは妹が超絶美人で、それが皇帝の目に留まり嫁いだことなのです。

 

ちなみに異母兄妹だそう。母親が違うから美人が生まれたわけね。

 

そして、皇帝の子を宿したことで一気に宮廷での何進の権力が増すわけですね。

 

いわゆる外戚です。

 

宦官と外戚。中国王朝滅亡コンボのキーパーツです。

 

興味のある人はお勉強してください。

宦官 - Wikipedia

 

外戚 - Wikipedia

 

 

しかし、こうして自分の実力とは関係のないところで権力を手にしたために器の小ささを露呈することともなるわけです。

 

 

さて、人物紹介はこのくらいにして、ゲームにおいてどのようなキャラになっているか見ていきましょう。

 

 

三国志14での評価

 

ステータス

武将としてステータスを見るとなんとなく評価が見えてきます。

 

統率40 武力39 知略6 政治41 魅力71

 

【三国志14】「何進(カシン)」の武将データ | 三国志14 攻略 | 昇遊GAME

 

そして今作には武将ごとに特性があり、プラス効果、マイナス効果が働きます。

 

特性

 使役 粗忽(そこつ) 優柔

 

 使役の効果 府(城壁のない都みたいなもの)の上にいると自軍の能力上昇

  

なるほど、俺は街中で家畜殺しとくからお前らは戦ってこいということか。

 

 粗忽の効果 自部隊の混乱状態が延長

完全にマイナス特性。小心者何進のリーダーシップを表現している。

 

 優柔の効果 自部隊の足止め状態を延長

これもマイナス特性。優柔不断故に豪族を都に呼び寄せてしまった彼の性格が表れていますね。

 

 

 

うーーーん。ゴミ!!

 

 

よくわからない人もいると思いますが60未満は使い物にならないレベルです。

 

大将軍のくせに統率も武力もザコ。知略はおサルさんレベル。そりゃー妹のおかげで出世しただけだからな。

 

しかし、魅力の値だけはそこそこですね。これは、彼のもとに仕えてた部下にはのちに魏の国の土台を作る曹操や名門の一族袁紹や袁術がいて、そこそこ慕われていたからではないでしょうか。(作品によって慕われていたり見下されていたり色々あります。)

 

ということで、彼には洛陽で家畜でも殺しておいてもらったほうがゲームが進みます。

 

 

ということで、第1回目は何進将軍でした。何かと評価の低い彼ですが、最近は評価が見直されている(意外と有能説)と聞きますし、低い身分からひょんなことから将軍に出世する彼のような人物こそが中国史の華だと思います。

 

 

三國志14

三國志14

  • 発売日: 2020/01/16
  • メディア: DVD-ROM
 

 

さぁ、一緒に中国を統一しましょう!

 

バングラデシュでイスラムの洗礼を受けることになった話

こんにちは。小野Tです。

 

今回も南アジアの国バングラデシュについてです。

 

時系列的にはこの記事の次の日です。

 

まだお読みで無い方はお先にぜひ。 

 

www.photravel.onotaka1986.com

 

 

ダッカ大学へ

 

ホテルを出て周辺を散策することに。

 

一応バングラデシュに来た理由はあって、それはダッカ郊外にあるブリゴン川周辺にはなめし皮工場が立ち並び、世界皮革産業の高級バッグなどの材料となっています。

 

最貧国バングラデシュを支える貴重な収入源となっています。

 

しかし、近年は工場からの排水で土壌の汚染が著しいとのこと。

 

その現状を実際に見れたらいいなと思ったからです。

 

一応これでも社会の先生ですから_φ( ̄ー ̄ )

 

 

現状をよく知ることができる動画です。 


毒を垂れ流すバングラデシュの皮革産業

 

 

さて、昨日に続きダッカを縦断する大通りを南へと進みます。

 

 

 

f:id:onotaka1986:20200213130127j:plain

相変わらずカメラを向けると気さくに応じてくれます。 

 

 

 

 

f:id:onotaka1986:20200213130147j:plain

 

絵になりますねぇ。


 

 

 

f:id:onotaka1986:20200213130204j:plain

 

物売りの少年に遭遇。
 

f:id:onotaka1986:20200213130225j:plain

 

イスラーム圏で女性が写真撮らせてくれるのはかなり珍しいですね。

 

 

f:id:onotaka1986:20200213130244j:plain

 

いいですよねー。こういうの。 


 いつまでも仲良くな。

 

1時間ほどあるくとまた大きな交差点に出ました。

 

そこにダッカ大学の看板が。

 

とりあえず行って見よう。

 

何食わぬ顔で正門を入ると、守衛らしき男とご対面。 

 

 人差し指で「入っていい」と伝えると。

 

あごでくいっと「行けよ」みたいなジェスチャー。

 

緩すぎだろ!

 

広いダッカ大学の構内を一通り巡ってみましたが残念ながら講義等は一切やっていませんでした。残念。

 

そんなこんなで歩き始めて2時間。

 

当たり前ですが、8月のバングラデシュはめちゃくちゃ暑いです。

 

体中の汗腺から出るわ出るわ大量の汗が。

 

もう着ているTシャツの吸水上限突破。そんな感じ。

 

というわけで一旦休憩、が近くに程よいレストランもなし。

 

そんな時視界に入ってきたのがダッカに似つかわしくない小規模なデパート。

 

これはエアコンが効いてるぞ!

 

根拠はない。しかし、確信が持てるぐらい品のある佇まい。

 

ドアを開いた。

 

 

スゥーっと冷気が体に染み渡る。

 

 

 

クゥぅぅうぅううぅううぅぅう~_:(´ཀ`」 ∠):

 

 

今からでも遅くない、どうかエアコンを開発した人にノーベル平和賞を。

 

というわけで、しばし涼むことに。

 

しかし、あまりにも露骨に涼んでばかりだと店員に怪しまれるので、それとなく商品をみながら時間を潰すことに。

 

ムスリム装束を購入

 

装飾品・おもちゃ・時計などあらゆるコーナーを見ながらエスカレーターで2Fへ。

 

だいぶ汗も引いてきたなぁ。

 

2階に上がると正面に衣料品コーナーが。

 

それもただの衣料品ではない。

 

イスラーム教徒がよくきてる感じのやつだ!!

 

 

民族衣装コレクターの血が騒ぐぜ!

 

買ったろ!

 

店員も親切であれもこれも試着しながら結局一式購入。

 

わーい✌︎('ω'✌︎ )

 

さて、汗も完全に引いたしそろそろお暇しますか。

 

店を出る。

 

服を買った袋が重いな。笑

 

 

ブリゴン川・・・明日でいっか。

 

ということで、リキシャーをつかまえてホテルへ直帰。

 

買ってしまった以上着て街中を歩きたいんや。

 

日本で着ることなんかまずないんだからヨ。

 

ということで着替えて昨日のマーケット周辺を歩いてみることに。

 

 

 

f:id:onotaka1986:20200213124557j:plain

 

内心はドッキドキです。

 

なにせイスラームって言ったら最もネタにしてはならない宗教だと思ってますから。

 

ホテルのロビーで受付の兄ちゃんと目が合う・・・

 

(怒られるよなぁ)

 

 

・・・

 

 

 

( ^∀^)<You look nice!!

 

おや、意外とイケるぞ

 

第1関門突破!!

 

 

ホテルを出る。

 

大通りに出る前に、ホテルの守衛が2人。

 

(次こそしばかれるよなぁ・・・)

 

 

(*^ω^*)<(笑顔で親指立ててグッドのポーズ)

 

 

イケるやん!

 

しかし、油断はならない、守衛も言うなればホテルの人間、私は客だから遠慮してる可能性は大いにある。

 

 

 

本当の戦いはここからだ。

 

とりあえず、昨日訪れた市場の方へと向かってみる。

 

大通りですれ違う一人一人がこっちを怪訝な表情で眺めてくる。

 

やっちまったか。

 

信号待ち。この立ち止まってる時間が地獄すぎる。

 

ふと横目で、隣を見た。

 

顎ひげを蓄えた年季のはいったおじいさんが鋭い目でこちらを見ている。

 

(こ、ここ今度こそ自爆テロされる!)

 

ビビりすぎて視線を逸らすことさえできない。

 

終わった。

 

これまでの人生が走馬灯のように流れる。いや、流れない。

 

じいさんは足先から舐めるように私を眺め回した。

 

そして、耳に手を当てながら口を開いた。

 

 

 

 

「アッサラームアライクム」

 

 

 

 

!!?

 

 

 

えっ・・・。

 

ま、まさか、

 

イスラームの挨拶!?

 

これは、OKなのか。

 

 

 

じいさんは小さく頷いて去っていった。

 

 

これは、イケる!!(確信)

 

それからというもの目の合う人全員に

 

アッサラームアライクムと小声で呟きながら進んでみた。

 

全員が笑顔で応じてくれた。

 

やったーーーーーー♪( ´θ`)ノ

 

 

モスクへ

 

昨日のマーケット近くの通りまで来た。

 

そして、あるものの存在に気がついた。

 

モスクがある、のだ。

 

全然気づかなかったが立派なモスクがマーケットの反対側にあるではないか。

 

 

礼拝・・・イケるか?

 

いやいや、さすがにそれは調子に乗りすぎだろ!と自分に言い聞かせモスクを背にマーケットへと向かおうとした。

 

その時。

 

٩( ᐛ )و<ハロー、お兄さんたちこんなところで何してんのー?

 

知らん顔の男に話しかけられた。

 

とりあえず、ダメもとでお願いしてみた。

 

 

「モスクの中、はいってもいいかな?」

 

 

٩( ᐛ )و<全然いいよー。案内してあげるよー。

 

マジですか!しかし、この男素性もわからん。

 

バングラデシュの人懐っこさに油断しかけていたが、ここは外国。

 

隙を見せてはならん。

 

ということでモスク敷地内に入るも、男とは深入りしない感じで接することに。

 

建物外には、身を清める洗い場があって、男は丁寧に洗う順番をレクチャーしてくれたが、こっちは警戒心マックス。

 

そんな様子に気づいたのか、男は財布から名刺を取り出した。

 

・・・!!

 

なんと、泊まっているホテルの従業員じゃねぇか!

 

 

٩( ᐛ )و<お兄さんたち、雰囲気がピリピリしてるよ。

これから礼拝が始まるんだから、リラックスして!

 

 

えっ!礼拝も参加しちゃっていいんですか!?

 

ということでモスク内に入り、礼拝の時間まで世間話を。

 

f:id:onotaka1986:20200212223851p:plain

 

ちゃっかりカメラで隠し撮り。

 

 

めちゃくちゃ緊張しています。

 

 

ホテルの兄ちゃんは置いといても、後から入ってくる人たちが全員訝しげな顔でこっちを見てくるたびに、寿命が縮む思いに。

 

そして、いよいよアザーンが流れ始め、礼拝開始。

 

予習通りに、跪きながらコーランの冒頭部分を暗唱。

 

 

ラーイッラッハー

 

イラッラーフ

 

ムハンマドゥン

 

ラスールラーヒ

 

 

アッラーの他に神はなし

 

ムハンマドはその使徒なり

 

 

これがいわゆる信仰告白ってやつだ!

 

その後も、隣の真似をしながら無事終了。

 

  

イスラーム教徒に囲まれて

 

一通り礼拝が終わった後は、すぐに帰る人もいれば気の済むまで信仰告白のおかわりをする人も多数。

 

終わった安堵感から床に座り込む。

 

その時、前方に鋭い眼光でこちらを睨み付ける老人あり。

 

近づいてきた。

 

というか、気づいたら周りにいるムスリムたちがみんなこっちを見ている。

 

というか睨んでいる。

 

 

はめられた( ;∀;)

 

 

もう冗談抜きで絶望していると、老人が目の前に立ち無言で睨み付けている。

 

来なきゃよかったこんなところ・・・。

 

老人、口を開く。

 

what's your name?

 

 

ん?名前?名前を言えばいいの?

 

アイム タカヒィロォヽ(´o`;

 

 

NO!!  Isramic name!!!

 

 

 

 

えぇぇーー!イスラムの名前なんかあるわけねぇーー!

 

完全に見抜かれてる。もうだめだ・・・。

 

万事休す。小野T 南アジアで没す。

 

その時、横から助け舟が。

 

٩( ᐛ )و<Ibrahim!  Ibrahim TAKA!!

 

 

 

 イブラヒム!? なにそれ!!?

 

 

 

 いいの?もらっちゃっていいの??

 

 

双方向に動揺をしていると、老人は両手を開き合わせて念じ始めた。

 

 

まるで、コーランを掲げるかのように。

 

そして、10秒ほどぶつぶつ何かを唱え 、にっこりと笑い一言。 

 

「welcome」

 

 おやおやおやおやおやおやー?

 

これは・・・完全に・・・

 

 

受け入れらている! 

 

その後、周りのムスリムと握手をしながらそそくさと退出。

 

後ろを振り返る余裕もなく足早にホテルへ。

 

部屋のドアを閉める。

 

しばし、放心状態。。。

 

「俺たち・・・やったよな。」

 

「・・・完全にやったな。」

 

Ibrahim TAKA 爆誕!!

 

ちなみに一緒にいた友人はムハンマド マサの名をもらいました。

 

ムハンマド!!申し訳なさすぎる。笑

 

 

とうことで、まさかのイスラームの礼拝に参加した話でした。

 

あれから、約半年。

 

我々のスマホにはこのアプリが。

 

play.google.com

 

別にステマではありませんのでご安心を。

 

常にメッカの方向の確認とアザーンを流すことができるアプリです。

 

アザーンをアラームに目覚めるのも、新しい世界が開けてお勧めです。

 

ん?ちゃんと豚肉は食べてないんだろうなだって?

 

んー、そうですねぇ。

 

 生ハムとワインって合うよね。

 

おっと、そろそろ礼拝の時間なので。

 

 

 

 

 

  

D35 地球の歩き方 バングラデシュ 2015~2016

D35 地球の歩き方 バングラデシュ 2015~2016

 

 

 

こちらはバングラデシュの過去記事です。

 

www.photravel.onotaka1986.com

 

お読みいただきありがとうございました。

ブログ開設1ヶ月でアドセンス合格!ポイントさえ掴めれば誰でも合格可能!

こんにちは。小野Tです。タイトルのとおりグーグルアドセンスの審査にブログ開設から1ヶ月経たずに合格しました!2度目の審査です。

 

 

わーい( ^∀^)⭐️

 

 

まあ、合格したからといって今すぐ収益化されるものでもないのですが、ブログを運営されている方にとっての大きな目標の一つなのは間違い無いでしょう。

 

なにせあのGoogle様から「あなたのブログには広告を貼る価値があります」と言われた訳ですから!! 

  

 

アドセンス

 

  

他の方の合格記事で見ていたこの見切れた女性がいざ自分のメールで送られてくると笑っちゃいますね。

 

ということで、アドセンス合格のためのポイントをまとめていくので、審査不合格の理由がわからずに困っている方は参考にしてください。

 

 

 

 

1度目の審査不合格時点の状況

 

ブログ開設3週間目にして、とりあえず1度目の審査に出しました。

 

約24時間経った頃、Google様からのお返事が。

 

不合格。理由は複数のポリシー違反がありますとのこと。

 

状況分析

 

記事数

約25記事ほど。1年以上やっている先輩ブロガーさんに比べると当然少ないですし、ドメインパワーも低いので、落ちて当然といえばそれまでですが。

しかし、調べれば同様に1ヶ月で合格や3記事程度で合格している事例も多くあるようです。なのでこれが決定的要因ではないようです。

 

記事の文字数

特に意識はしていませんが、1000文字以下の記事は1つもありません。平均で2000字くらいの分量で書くようにしています。最長で5000文字のもありました。

 

著作権問題

ポリシー違反と言われて真っ先に思いついたのは著作権です。

映画レビューの記事を書く中でネットで拾った画像をいくつも使っていたのでまぁこれは真っ先に引っかかっているだろうと思いました。なので、映画記事はとりあえず一旦封印。記事中の画像を消し、ファイルからも削除しました。記事は下書きへ。 

 

サイト環境を改善 

改善内容

環境を整える

信頼されるサイトにするための環境設定です。

 

この辺はちょうどその頃アドセンスに合格されたナミノリさんのブログに書いてあることを実践しました。

 

はてブロでアドセンス合格!「サイト利用不可」の対処法◎ただの雑記旅ブログでも大丈夫! - 🐘たびっこ動物🐅

 

初めて他の人のブログのリンクを貼ったな。ドキドキ。

 

具体的には、問い合わせや自己紹介文をサイドバーに表示する。マップサイトを登録する。あたりでしょうか。

 

テーマを絞る

当初は100記事を目安に記事を書きまくることに熱量を割いていたので、テーマが広くなってきた傾向がありました。くだらない話とか大好きなもので。😂

 

それを「海外での体験談」に絞ってそれ以外の記事は一旦封印することにしました。全て下書きに戻す。

 

なので、元々25記事くらいあったものが13記事くらいに絞ることになりました。

 

ここ最近の審査基準では記事数はあまり重要ではないみたいです。むしろ、記事数が増えていくとどの記事が審査に引っかかっているのか修正が難しくなりますね。

 

こういった審査の基準が変更されたので、私のように1ヶ月で合格みたいな事例が出てきたのではないでしょうか。

 

記事のリライト

これについてはほとんどやっていません。笑

今回の審査に落ちたらきちんとやろうと思っていましたが、とりあえず絞った記事を見直して、大見出しだけつけ直すようにしました。ネットから拾った画像は全て消す。

 

 

 

 

 

オリジナルの画像を多用する

 

おそらくこれが一番の評価された点だと思っています。

 

コンテンツの独自性は最近は重要視されるようです。

 

この点では、私のテーマである海外でのトラブル話は非常に相性がいいのかなと思います。そもそも、海外で撮った写真をインスタ以外で使いたくて始めた部分もあるので。

 

内容的にも早々被らない自信はありました。

 

ありがとう過去のトラブル達よ。笑

 

この辺りとか絶対被らんだろうな。

 

www.photravel.onotaka1986.com

 

 

www.photravel.onotaka1986.com

 

カテゴリーを外す

サイト環境を整える一方で一度カテゴリーのタグは全て外しました。

一部調べたところによると、カテゴリーされると類似の内容と判断されて審査に不合格するのでは、という噂があるようです。

サイトの快適性は落ちますが、審査のために一旦我慢。

 

 

 以上が1度目の審査不合格からの改善点といったところです。

 

まとめと感想

 

ブログ開設から1ヶ月での合格。本当に嬉しいですね。

 

この1週間審査のことを中心に考えると、不用意に画像をネットから拾えなかったので、記事も書きづらかったので早く合格するか、いっそのこと「君はまだブログ初心者なので三年後にまた申請してください。」ぐらいに言ってもらった方が精神衛生的に良かったですね。笑

 

 

 それでも合格できたのはブログの先輩方の助言が全てですね。

 

 

そもそも、アドセンスのポリシーを読んですらいない私が合格できたわけですから。笑

 

 完全に他力本願。

 

というわけでこれからは縛られずに書きたいものを自由に書いていこうと思います。

 

 はてなPROもお試しの1ヶ月プランで来週あたりが更新の予定だったので、実にタイミングが良かったです

 

こりゃー続けるしかないですな!

 

いつも読んでくれている皆様に感謝してこの記事を終わりにしたいと思います。

 

多謝!

 

Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]

Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]

 
最短で収益を得るためのGoogleアドセンス攻略ガイドブック

最短で収益を得るためのGoogleアドセンス攻略ガイドブック

  • 作者:古川 英宏
  • 発売日: 2018/11/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

バングラデシュの魅力は人にあり① ~ダッカの渋滞とマーケット編~

どうも。今回は2019年の夏に訪れた南アジアの国バングラデシュの様子と魅力について皆さんにお伝えできたらと思います。

 

タイトルの通り、写真多めで現地の人々の魅力について知ってもらえたらと思います。

 

ホテルや食事については記憶のある限りで記述していこうと思います。

 

到着~市街地への移動

さて、深夜の便で到着した私は、空港近くのホテルに泊まりました。

 

空港では、突然記念写真を求められるなど早々に歓迎ムードと人々の明るい雰囲気に嬉しくなりましたね。

f:id:onotaka1986:20200210150901j:plain

 

 

 

さて、ホテルを10時ごろにチェックアウトし、ダッカ市街地へと移動を試みます。

 

ホテル前の通りをしばらく歩きます。

 

バングラデシュ



 

バングラシュ

 

バングラデシュ

 

執拗な客引き等はなく、目が合った人皆が挨拶してくれるような非常に感じのいい人々でした。

 

 

一言でいうと「毒気のないインド」というのがしっくりきますね。

 

 

また、一眼カメラを持って歩いているせいか、向こうから「そのカメラで撮ってくれよ」と声をかけられました。これも嬉しい。 

 

バングラデシュ

 

 

バングラデシュ

 

バングラデシュ

 

 

しばらく歩きながら市街地への向かい方を考えていたら、一人の少年が寄ってきて、「こっちだよ!」という感じのジェスチャーで訴えてきたので、ついていくことに。

 

バングラデシュ

 

地元の人でにぎわうマーケットでした。

 

マーケット好きの私としてはテンション爆上がりですわ。

 

特に何かを売りつけることもなく、バナナなどを分けてもらったり親切にしてくれました。

 

バングラデシュ

 

バングラデシュ

 

 

バングラデシュ

 こんなにおおきなドリアンは初めて見ました!

 

匂いはなかなか強烈でした・・・。

 

バングラデシュ

皆さんとても仲が良く、友達を呼んで一緒に撮影するなど雰囲気はめちゃくちゃいいです。

 

 

 

バングラデシュ

「ほら、撮れよ」って感じで、決めポーズしてくる人多数。 

 

バングラデシュ

 

南アジアって感じの風景ですね。

 

 

とりあえず、市街地まではバスが安上がりそうなので、バス停まで向かうことに。

 

リキシャーで移動します。

バングラデシュ

 

 すごくフレンドリーなおっちゃんでした。

 

バス停近くには大学があったので、寄ってみることに。

バングラデシュ

 

 

 中にこそ入れませんでしたが、正門前の学生さんと話ができました。

バングラデシュ

 

雰囲気の良さが写真からおわかりいただけますかね。

 

バスに乗車→市街地へ

 

ここからは、バングラデシュの交通事情について。

 

首都ダッカは世界屈指の人口密度を誇る一方で、インフラの整備は全く追い付いていません。空港から市街地への大通りがありますが、常に渋滞しています。

 

使われているバスも、日本でなら廃車扱いのものが流されている感じです。

 

ろくに修理もされていないと思われます。

 

詳しくは写真で。

 

さて、市街地行きのバスへと乗り込みます、英語表記がないので、ほとんど勘です。笑

 

まあ、違ったらタクシーで行けばいいやくらいな感じで飛び込みます。

 

 

内装はこんな感じ。

バングラデシュバス

 

 かなりぼろいです。ですが、日本では味わえない経験ですね。

 

窓がない席が結構あります。外の眺めを見たいので窓のない席に座りました。

 

これは、後で後悔することに・・・。

 

ダッカ

 

大通りは車道も歩道も人がすごいです。

 

 

バングラデシュ

 

対向車線の人とも目が合うとこんな感じです。

 

 

っていうか、全く進みません!!

 

 

市街地までは距離にして10キロほどなんですが、4時間かかりました。笑

 

犬に追い抜かれていくバス・・・。

 

結局、バスでもリキシャーでも通る道路が一本なので 変わりません。

 

というかリキシャーだと運転手が渋って行ってくれないと思います。

 

電車が一応ありますが、時刻表などあってないような気がします。

 

次回機会があればチャレンジしてみようかな。

 

しかも、途中でこの地域特有のスコールに見舞われました。

 

私の座った席は窓がないので、バスの中にいながらスコールの集中砲火。笑

 

 どおりで誰も座らないわけだ。皆さんご注意を。

 

 

さて、ようやく市街地につきました。

 

ホテルを目指します。

 

ナイトマーケット散策 

バングラデシュ

 

 

バングラデシュ

 

バングラデシュ

 

この雑多な感じ、最高です。

 

バングラデシュ

 

これがメイン通り。見ての通り工事中。渋滞の根源はこれでした。 

バングラデシュ

 

その後も、何度かスコールに見舞われ、町は水没。 

 

ホテルに荷物を置いて、夜飯を食いに散策へ。

 

近くにマーケットを見つけたので入ることに。 

ダッカ

 

 

 

バングラデシュ

 

 

バングラデシュ

 

 

 

バングラデシュ

 

東南アジアでよく見るマーケットよりも現地の生活が近くで見られます。 

 

バングラデシュ

 

その後、もう一降りして、すね位までの水位に。

 

でも、みんな気にしてません。

 

バングラデシュ

 

バングラデシュ マーケット

 

食べ歩きも現地の人と交流できて楽しい。

 

バングラデシュ マーケット

  

バングラデシュ マーケット

 

こうして、初日は終了。

 

お酒は基本ありませんが、大通りにある外資系ホテルでなら飲めました。

 

めっっっちゃ高いので注意ですが。

 

まとめ

着いて早々に、世界屈指の渋滞に出くわし、インフラの不十分さを痛感させられました。

 

さらに、これといった観光資源もないのが実情です。しかし、それを補って余りあるだけの人の優しさに出会いました。

 

観光地化されることによって我々外国人は金を落とす人としか見られなくなり、ぼったくられたり嫌な思いをすることも増えます。

 

素朴な現地の人に触れて人の優しさを感じられる。それこそがバングラデシュの魅力でしょう。

 

以上、バングラデシュ到着1日目でした。

 

 

 

 

写真に癒された方は、ブックマーク登録、SNSでシェアお願いします。

 

続きはこちらです。

 

www.photravel.onotaka1986.com

 

【旅の1枚シリーズ】インド ジャイプル アンベール城 ~隣町はあちらです。~

f:id:onotaka1986:20200203101159j:plain

 

こんにちは。1枚の写真から過去の旅を振り返るシリーズです。3回目。

 

 過去2回分もよければお読みください。

www.photravel.onotaka1986.com

  

www.photravel.onotaka1986.com

  

今回は約8年ほど前の8月に訪れたインドでの話。

 

 

 

 

始まり 

 人はいつだって初めての経験には戸惑い混乱するものだ。

 

初めていく国であれば、食事・宗教といった文化の違いにショックを受けることだろう。

 

 

それがインドであればなおさら。

 

 

しかし、この時の私は違った。

 

空港に着く。

 

 

あぁ、私は帰ってきたのだ。

 

 

見慣れた空港のロビー、ビザの取得も滞りない。完璧だ。

 

出口に近づく。大衆が発する強烈な匂いが鼻を刺す。

 

凡庸な者であればここで帰国の手続きを始める者もいるだろう。

 

しかし、私は違う。

 

 

 

だって2度目だから。

 

今夜泊まるホテルもとっていない。とる必要がないのだ。

 

 

 

だって2度目だもん。

 

知っているのだ。取らなくてもいくらでも安宿があることを。

 

 

出口正面。

 

WELCOME to INDIA   ネオンが視界に入る。

 

 

ただいま。第二の祖国。

 

 

どれ、いっちょからかってやるか

 

 

私はあえて空港内のホテルカウンターに声をかけた。

 

「この辺りで最も安いホテルを紹介しておくれ」

 

くたびれたインド人が答える。

 

< `~´ ><いいホテルあるよー お値段2000ルピー

 

 

2000ルピー・・・3000円か。

 

 

心の中で笑いが止まらなかった。

 

こいつは今目の前にいる日本人がインド初見の若造と思ってやがる。

 

 

汝滑稽なり

 

 

私はあえて悩んだふりをした。 

 

 

すると、目の前のインド人は契約書にサインするように催促した。

 

 

私は目が覚めるような大声で叫んだ。

 

 

STOP IT !!

 

 

驚いてのけぞるそいつに向けて間髪なく言い放つ。

 

 

( `ー´)V I have been to India twice!

 

 

そいつの目の前で大きく 2 を表すVサインを決めてやった。

 

 

カラスに脳みそをついばまれた骸のようにピクリとも動かなくなった。

 

 

私は笑みをたたえたまま踵を返し、出口に向かった。

 

じんわりとしめった空気が体を包む。

 

しかし私は細胞レベルで瞬時に適応し、不快度指数は0。むしろ通常モード。

 

日本人を見つけ群がってくる客引きや乞食たちなどは視界にすらはいらない。

 

君たちには初めて来たときには大いに困らされたものだ。懐かしい。

 

 

でもなぁ

 

俺はなぁ

 

2度目なんだよ

 

私は自らが見定めたタクシーのもとへと突き進む。

 

そして、値段交渉も淀みなく、乗車した。

 

Go to new delhi station.

 

please などつけない。命令文だ。

 

タクシーにて 

 

見慣れた景色が流れていく。

 

変わらねぇなぁ。俺の知っているインドだ。

 

運転手は陽気なインド音楽を口ずさんでいる。のんきな奴め。

 

そいつが話しかけてきた。

 

<`~´><「お兄ちゃんたち。今日はどこのホテルに泊まるの⁇」

 

はいはい、出ました。

どうせ空港から市街地までの間にホテルやらツアーやらを売り込んでくるんだろ。

 

もうその手は食わないぜ。

 

I have no reservation.  but  no problem, I'll do myself.

 

 

もうお前らインド人が次に何を言って来るかなんてこっちは予習済みだぜ。

 

どうせ、フレンドのホテルをリコメンドしてくんだろ。

 

 

かかって来いよ。

 

 

 <`~´><あーそういうことじゃなくて

今日は独立記念日だから予約してない人は市街地に入れないよー

 

 

・・・・・ 

 

 

えっ( ゚Д゚)?

 

 

 

<`~´><今日はインド中から人が集まるから部屋は一つも空いてないよー

 

 

はい!ダウト!さっき空港のオフィスでホテル紹介されたもんねー!

 

私は心の平静を取り戻す。まだ戦える。まだ舞える。

 

 

しかし、その後いくつかの会話をする中で一つの違和感が。

 

 

こいつ、一向にホテルを勧めてこない・・・。

 

 

インド人は商売上手だ。私のように現地でホテルを取る客を捕まえては、タクシーの中でホテルやツアーの商談を持ち掛け仲介料を取ろうとする。

 

常套手段だ。

 

しかし、「今日のニューデリーは危険だから降ろすわけにいかない」とか「政府から言われている」とかにわかには信じがたいことを言ってくる。それはもういい。

 

 

 

なぜホテルを勧めてこない??

 

商売が下手なのか?奥手か?

 

 

それとも本当にホテルはないのか?

 

 

もうこっちから聞いてみた。

 

「ふ、ふーん。で、例えば君の友人のホテルとかあるんだろ?」

 

 

さあ、こっちから歩み寄ってやったぜ。

 

<`~´><兄ちゃんたち、英語わからないの?俺はホテルはもうどこも空いてないって言ったんだぜぇ。 もちろんフレンドのホテルもね。

 

 

な、なにが狙いなんだこいつは。まるで真意が読めない。

 

 

<`~´><あっでも、空いてるホテルがあるにはあるよー

 

 

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

 

 

ちょーだい!それちょーだい!!

 

 

<`~´><空港の方に戻ることになるけど、外資系のホテルならインド人泊まらないから空いてると思うよ。でも本当に高いからおすすめはしないよ。

 

 

 

なんじゃそりゃ!思ってた展開と違いすぎる。

 

 

 

まじなのか?マジで今日は来ちゃいけない日だったのか?

 

 

ちょうどタクシーは高速を降り市街地の一角が見えてきた。

 

狭い通りの入り口が見えた。が、ふさがれている。

 

 

CLOSED

 

 

黄色い立て看板を私は認識した。本当に入れないのである。

 

 

いや、しかし間違いなく空港でホテルは紹介されたじゃないか。自信を持て。あきらめるな!

 

 

「一部屋も空いてないなんて信じられない。もうここで降りて自分で探す!!」

 

 

そう伝えると、運転手は路上に車を停め、説得に乗り出したのだ。

 

<`~´><本当に危険だからやめたほうがいいよ。安心して、だますとかじゃないからー

 

 

だましてくれて構わないんだが!!早くホテルを紹介しろ‐‐‐‐‐!!

 

 

 

とりあえず、一旦落ち着くことにして、今ある選択肢を整理した。

 

 

外資系ホテルに泊まる・・・だけ??

 

あっこいつマリオットホテルの回し者なのか?

 

 

「じゃあ、外資系のホテルに泊まれってこと?」

 

<`~´><うーん、でもものすごく高いからやめたほうがいいと思うんだー。お兄ちゃん日本人だからお金持ってるんだろうけど、それでも高いよー。

 

 

「ちなみにいくらよ?」

 

 

<`~´><8万ルピー

 

 

 

jjじじゅ13万円だとーーーーーーー!!!!!

 

 

 

終わった。終わり申した。

 

クレジットカード・・・きる?

 

その刹那、天啓が舞い込んだ。

 

まだ、選択肢はあったのだ。

 

空港に戻ろう。戻ってもう一度あいつからホテルを紹介してもらえばいいんだ。

 

時間も、タクシー代も費やすことになる。でも、13万よりましだ。

 

 

勝った。

 

「もういい。空港に戻ってくれ。用がある。」

 

<`~´><空港は一度出ると再び入ることができないんだよー

 

 

ぬぁぁぁぁっぁぁにぃぃいぃーーーーーーーーーーーー!!!そんな話聞いたことねぇよ!!

 

 

もう私はキレた。完全にきれちまったよ。

 

そして、こいつは嘘つきだ。もう信じない。

 

財布から紙幣を取り出し運転手に投げつけてタクシーを降りた。

 

もう自分の目で確かめる。

 

 

 

市街地へ

 閉鎖されたゲートをくぐり、デリー市街地に入り込んだ。

 

もう、時間にして深夜の2時。さっきまでの狂乱の形跡が見られるが閑散としている。

  

遠くで発煙筒の音と叫び声が聞こえてきた。

 

後ろからタクシー運転手が追いかけてきた。

 

<`~´><本当に危険だから戻ってよー。興奮した人に殺されちゃうよー

 

お前の言うことはごもっともだ。だが断る。(言いたいだけ)

 

私はホテルの看板の付いた宿のドアを開けようとした。当然閉まっている。

 

ドアを執拗にノックした。もう最悪部屋なんか空いてなくていい。ロビーで横にならせてもらえば十分だ。

 

後ろで見ていた運転手が、ヒンドゥー語で中の人に声をかけ始めた。

 

こいつ普通にいい奴じゃねぇかよ。ふざけんな。

 

でっぷりと腹の出たインド人が起き上がりドアを開けた。

 

(●o●)<うるせぇよ。なんか用か?部屋なら満室だぜ。

 

やはりか。しかし、もう構わん。ロビーで横にさせてもらおう。金なら払う。

 

「それならロビーで寝させてほしい。部屋代と同じお金を払う。プリーズ!」

 

 

(●o●)<無理だな。見てみろよ。

 

主人は中へと招き入れた。

 

しかし、中に入ろうと思って踏み出した一歩目がロビーを踏むことはなかった。

 

 

 

ロビー中びっっっっしりにインド人が寝てやがる!!

 

足の踏み場もないという言葉の模範解答が目の前にあった。つま先すら着けるスキがない。

 

もう、心が折れ、体の力が抜けていくのがわかった。

 

もうどうすりゃいいのさ。

 

振り返ると運転手がしたり顔でこっちを見ている。

 

もう泣きそうだ。帰りたい。

 

「もうどうしたらいいかわからん。助けてくれ。」

 

もうすがれるのは目の前の運転手しかいない。選択肢はない。

 

運転手は少し考えこみ、誰かに電話をし始めた。

 

電話を終えるとある案を提案してきた。

 

<`~´><うちのボスのオフィスに行こう。アイディアがある。

  

もう好きにして。いわれるがままに従う。

 

そこから5分ほどでオフィスに着く。

 

びっしりとスーツを着込んだ男がいた。

 

( ˘•ω•˘ )<こんな日にホテルもとらずに来るなんて向こう見ずな奴だな。まあいい。選択肢は2つだ。外資系のホテルに泊まるか、隣町に出るかだ。

 

 

隣町に出る???

 

簡単じゃねぇか!!

 

思わず笑ってしまった。久しぶりに笑った気がする。

 

 

「オーケー!隣町に出ることにするよ。タクシー代はいくらだい?」

 

すると、意外な反応が。

 

( ˘•ω•˘ )<うーん。それだと運転手を手配するのがちと難しいな。

 

 

えっ?どういうこと?

 

理解が追い付かん。

 

外でタバコ吸ってるあいつ(運転手)でいいじゃん。

 

もう寝不足もあって、頭がぼんやりしてきた。

 

椅子から立ち上がり、運転手に自分で交渉した。

 

「隣町まで行ってくれよ!!」

 

すぐに返事がきた。

 

<`~´><無理だよ!明日は用事があるんよ!休ませてくれ!

 

 

???

 

この世界はどうなってしまったの??

 

お互い沈黙が続く。

 

<`~´><わかった。俺の知り合いで明日暇な奴を探すからお前は椅子に座って待ってろ。

 

もう、言い返す気力も体力もない。

 

椅子に座り、時間を過ごす。

 

もうこのまま朝になれよ。

 

5分ほどで運転手が中に張ってきた。

 

<`~´><友人がきてくれるってよ。ラッキーだったな。仲介料とか含めて6000ルピーな。

 

6000ルピー・・・えーーっと日本円ではたしか・・・

 

もう計算する力も残ってない。黙って支払うことにした。

 

もうどうでもいいよ。

 

しばらくして、明らかに寝起きそうな青年がやってきた。

 

グレーのセダンに乗り込み、出発した。

 

 

隣町へ

もう水平線の向こうが白ばんでいる。夜明けだ。

 

とりあえず問題は解決した。早くベットで寝たい。

 

すぐにまどろみ始めた。無理もない。

 

いったん仮眠をとろう。おやすm

 

エンヤーーイヤーーーアイヤイヤーーー♪

 

 

 

!!?

 

 

なんと爆音でインド音楽を流し始めやがったのだ。

 

 

(; ・`д・´)<こんな夜中に仕事させてるユーが悪いよ。こっちも事故で死にたくないから音楽はかけさせろ。

 

 

おまけに窓を後ろも前も空けやがった。ものすごい風が顔に当たる。

 

気づけば、道は片側4車線くらいのでかい道路に出ていた。他に車はない。

 

周りはひたすら田園というか草、が広がっている。

 

しかし、極限の疲労とはすごいものでそれでも寝落ちした。

 

目覚めると汗びっしょりであった。

 

日差しがまぶしい、真夏のインドの暑さに体がおかしくなっている。

 

時計を見た。午前9時・・・9時!?

 

 

記憶のある限りでもう4時間は走ってるぞ?

 

どうなってやがる・・・。この国は。

 

そういえば隣町ってどこなんだ。

 

聞いてみた。

 

(; ・`д・´)<ジャイプルだよ。ピンクタウンで有名なね。

 

ジャイプル、聞いたことあるな。

 

私は地球の歩き方を開いた。

 

f:id:onotaka1986:20200206183417p:plain

 

 

 遠っっっっ!!笑

 

 

 

 

やっとオチまでたどり着きました。笑

 

で、写真はジャイプルにあるアンベール城の像使いが休憩している広場です。

 

詳しくはこちら↓

ジャイプールのおすすめ観光スポット クチコミ人気ランキング【フォートラベル】|ジャイプール|Jaipur

 

 

もはや、写真などなんでもよかったのだ。

 

いやー、本当にインドはこっちの予想を上回ってきます。そこが好き。

 

気づけば5回も行ってます。2年に1度ペース。

 

しかし、色々思い出しながらふと思った。

 

タクシーで400㌔走って1万円くらい。

 

 

 

結局ただのいい奴らじゃねぇかよ!笑

 

 

長文失礼しました。

 

ぜひぜひブックマーク登録よろしくです☆

【2019年12月】北京旅行記 最終日編 ~盧溝橋からのさよなら北京、こんにちはコロナウィルス~

はい。2019年の年末の北京旅行記もこれがラストになります。

 

 

 過去記事をまだお読みでない方はお先にどうぞ。 

 

 

www.photravel.onotaka1986.com

 

 

www.photravel.onotaka1986.com

 

 

www.photravel.onotaka1986.com

 

 

www.photravel.onotaka1986.com

 

 

  

さて、9時ごろに目が覚めて、一日の行動予定を考えます。

 

 

 

翌日の早朝の便での帰国なので、この日のホテルは空港近くにとってあるため荷物を置いて1日過ごすことはできない。

 

 

 

この時点で万里の長城は切るしかない。時間もかかるし。

 

 

 

 

その他いくつかの選択肢の中で、歴史の舞台として行っておきたいところ。

 

 

 

盧溝橋に決めた!

 

 

 

よしっ!

 

 

ネットで調べると、地下鉄とバスを使うのがよいみたいである。

 

 

 

とりあえず地図を見てバスのターミナルでもある北京北駅を目指して出発。

 

 

 

結構な乗り継ぎを繰り返し、到着。

 

f:id:onotaka1986:20200201144413j:plain

 

 

 

 

初めて北京のビジネス街に出たな。 

f:id:onotaka1986:20200201144443j:plain

 

 

改めて高層ビルの多さに驚く。

 

 

 

f:id:onotaka1986:20200201144511j:plain

 

バス停にあった北京市街図で盧溝橋と抗日戦争記念館を発見!

 

 

ここからはるか西だな。

 

 

その後、駅周辺から出ているバス停を全てまわるも盧溝橋行きのバスは見つからず。

 

 

近くの人に尋ねるも、中国語で返答されわからず。( ;∀;)

 

 

 

少し余談ですが、これまでに近場の北京に来なかったのには理由があるんです。

 

 

過去には北京・上海・昆明などトランジットで空港を利用したことはたくさんあります。

 

 

そこであまりいい思い出がないんですよ。

 

 

 

いつもパターンは同じです。

 

 

話しかける

中国人だと思って中国語で返事される。

あ、すいません日本人っす。英語でいいすか?

露骨に嫌な顔される。しかも、中国語で返事される。

 

 

 

本当にこれがめんどくさいんですよ。

 

 

共感してもらえる方いますかね??

 

 

それ以外に1つあげると空港職員の適当な仕事っぷり。

 

 

最近はモバイルバッテリーを持ち歩くこともみなさん増えたと思いますが、気まぐれで没収され捨てられます。

 

 

それがどうみても職員の気まぐれにしか見えない。

 

 

やべぇ、むかついてきた(;゚Д゚)

 

 

その後、10人ほどに話しかけるも徒労に追わる。

 

 

仕方なくあきらめ、最寄りと思われる大瓦窟駅まで行くことに。

 

 

 

これまた結構な乗り継ぎを繰り返し、時間を浪費。

 

 

 

イライラ"(-""-)")

 

 

 

到着。

f:id:onotaka1986:20200201144541j:plain

 

しかし、駅に地図もなく、たぶんそこまで有名観光地でもないらしく看板もなし。

 

 

おとなしくタクシーに乗っておけばよいものを意地になって歩き出す。

 

 

 

青看板に盧溝橋の字が。しかし、あと何キロだ!?

f:id:onotaka1986:20200201144605j:plain

 

と道沿いあったバス停を見ると15番盧溝新橋を発見。

f:id:onotaka1986:20200201144626j:plain

しかし、新しい橋に行って大丈夫なのか? 

 

 

 

全然違う場所だったらおいらもうどうにかなっちまいそうだよ。

f:id:onotaka1986:20200201144654j:plain

 

とりあえず乗ってみる。 

 

 

f:id:onotaka1986:20200201144713j:plain

到着。さぁ、あるのか?盧溝橋。 

 

 

f:id:onotaka1986:20200201144734j:plain

抗日戦争記念館発見。これは近いぞ!!

 

 

他にも日本に対する勝利を記念する看板やら結構あるので、あまり日本人であることを悟られない方がよいのではと不安になる。

 

 

その後10分ほど歩く。

 

f:id:onotaka1986:20200201144754j:plain

みつけたーーーーーーーーー!!! 

 

自然と歩みが早くなる。

 

 

f:id:onotaka1986:20200201144810j:plain

チケット購入し、橋へ。 

 

 

f:id:onotaka1986:20200201144831j:plain

 手前には当時の大砲や関東軍の悪事を強調するような石碑やモニュメントも。

 

 

 

ドンっ!!

f:id:onotaka1986:20200201144850j:plain

 

 

 

ドンっ!

f:id:onotaka1986:20200201144908j:plain

 

 

 ドンっ!

f:id:onotaka1986:20200201144927j:plain

 ドンっ!

f:id:onotaka1986:20200201144945j:plain

 

とりあえず一往復してみた。

 

 

 

( `ー´)ノもう一回遊べるドンっ!!

 

 

 

あっ、大丈夫っす。帰ります。

 

 

来るまでの所要時間3時間半。

 

 

 

滞在時間15分。

 

 

 

 

 

まさに盧溝橋事件。(白目)

 

 

 

しかし、収穫も。

 

 

橋の近くに出てた出店で毛沢東語録をゲット!!

 

f:id:onotaka1986:20200201145001j:plain

 

もうこれさえあれば大丈夫。(何が?) 

 

 

 

 

 

f:id:onotaka1986:20200201145027j:plain

 

さらば盧溝橋。仲良くやれよ。

 

 

 

f:id:onotaka1986:20200201145048j:plain

そして、盧溝橋行きのバスは北京北、ではなく北京西でございましたー! 

 

皆さんお間違えなく☆

 

北京西駅の巨大さにもびっくり。

f:id:onotaka1986:20200201145105j:plain

 

 チョコケーキがおいしかったのが今日一の思い出。

 

 

 

さて、日も暮れ始めた。もう今回の旅はここまでだな。

 

 

 

 

最後もう一度王府井から東四駅の慣れた道を歩き、見上げを買いながら空港に向かうことに。

 

 

しかし、ちょうど現金が微妙な額になったのでクレジットカードで買おうとするも使えず!!

 

 

帰国してから調べるとよくあることらしいので注意です。

 

 

どうも、中国的発想だと後払いのシステムが好まれないそうです。

 

 

(;゚Д゚)<今払えないやつが来月払える保証がどこにある!?

 

確かにね。

 

 

その後両替をしようと銀行に行くも窓口が1つしか空いておらず待ち時間3時間といわれ絶望。

 

キャッシングATMも引き出し設定していないので使えず。

 

 

 

あら、詰んだ??

 

その後もデパートをうろついて両替機を探すも見つからず。

 

 

ほんと人に尋ねられないのって不便だなー。

 

 

 

(;゚Д゚)<あっ、別に中国人に聞く必要ないのか

 

 

なぜ、こんな簡単なことにすぐ気づけなかったのか。

 

ということで買い物していたフランス人夫婦に聞いてみた。

 

 

(^仏^)<あそこの北京ホテルのロビーに両替機あるYO!

 

 

あざーっす!!メルシー!

f:id:onotaka1986:20200201145148j:plain

 

 

 

 

f:id:onotaka1986:20200201145204j:plain

右の機会がそれ。ロビーカウンターの左の方に進むとありますのでご参考までに。 

 

 とりあえず、2万円を両替。

 

ひゃっほーーーい!うまいもん食ってやるぜー!

 

 

どんっ!

f:id:onotaka1986:20200201145223j:plain

 

 

 どどん!!

f:id:onotaka1986:20200201145239j:plain

ついに時はきた。

 

それも北京で有名で高級な北京ダック専門店に突撃! 

これまでカップ麺で我慢したのもこの日のためよ!!!

 

 

いただきまーーす!!

 

 

 

 

 

 

 

f:id:onotaka1986:20200201145257j:plain

 

 

 !!?

 

 

 

 

 

・・・予約制でした。笑

 

 

 

 

貧民は身の丈に合った麺でも食っとけってなぁ!

 

  

その後、ばらまき用のお菓子などを買って今日のホテルへ。

 

 

 

 

空港からタクシーでホテルに向かう。 

f:id:onotaka1986:20200201145315j:plain

 

 

 

 

1時間おきに空港へシャトルバスの送迎サービスありで2000円くらい。

 

f:id:onotaka1986:20200201145334j:plain

 

 

 

 

 

またまたツインベッド。ラッキー。 

f:id:onotaka1986:20200201145349j:plain

 

 しかし、前の客が残したのか、大量のミカンの皮が。笑

f:id:onotaka1986:20200201145406j:plain

 

f:id:onotaka1986:20200201145421j:plain

 

いやたべすぎだろ。

 

 

まあ、寝るだけだから別にいいけど。

 

 

最後の晩酌。 

f:id:onotaka1986:20200201145433j:plain

 

 

 こうして、早朝の便で東京に帰国しましたーー!

 

 

 

 

 

さて、短い北京の旅でしたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

 

ずばり、今回の北京の旅 自己評価を発表します。

 

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

・・・

 

 

・・・

 

 

 

ドンっ!

 

 

 

 

(;゚Д゚)<マジで行かなきゃよかった!

 

 

はいもうね。最悪です。

 

といっても北京の魅力がどうとかではないです。

 

強いて言うなら12月はやめた方がいいとは思いますが。

 

では何かというと、これは2020年1月に書いている現在において。

 

 

例えばこれです。

新型肺炎 新たに3人の感染確認 国内での感染確認 20人に | NHKニュース

 

ということでもう大パニックです。

 

 

 

 

そして、実は私の勤める学校では間もなくアメリカへの修学旅行が控えておるのです。

 

 

 

絶対入国でいろいろ聞かれるじゃん!

 

別の部屋呼ばれそうじゃん!

 

 

 

さあ、果たしてどうなるか。結果は追って報告しますね。

 

  

というわけで本当に最後までありがとうございました。

  

中国人観光客の心をつかむ接客フレーズ500  現場で役立つ中国語対応術

中国人観光客の心をつかむ接客フレーズ500 現場で役立つ中国語対応術

  • 作者:韓美齢
  • 発売日: 2016/01/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

D03 地球の歩き方 北京 2019~2020

D03 地球の歩き方 北京 2019~2020

  • 発売日: 2019/02/14
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

では!

【2019年12月】北京旅行記 3日目編 ~毛沢東と紫禁城に中国雑技団~

はい。中国は北京の旅、3日目となりました。

 

 

www.photravel.onotaka1986.com

 

 

www.photravel.onotaka1986.com

 

 

全旅程は5日ですが、5日目は早朝の便で帰国するので、実質残すところはあと2日となりました。

 

 

ぱっと見たいところを書きだしてみると。

 

万里の長城

言わずもがな、世界最大の人工物にして無用の長物。しかし、特急で2時間ほどかかるらしいので、1日すべて使ってしまうようだ。

 

盧溝橋

日中戦争のきっかけとなった盧溝橋事件の現場。

地下鉄よりもバスがあるらしいが詳細は不明。

 

周口店遺跡

北京原人と周口店上洞人が発見された遺跡。北京南東にあるらしい。

距離と行き方は不明。

 

天安門広場&故宮博物館

毛沢東の肖像で知られる天安門広場と明・清の歴代皇帝が居を構えた紫禁城跡地。

 

辺りでしょうか。 

 

これらを残り2日ですべて回ることは可能であろうか。

 

うーん。無理!!

 

 

そろそろ現実的に絞ったほうが良いようだ。

 

 

それにしても昨日の円明園と頤和園に行かずに万里の長城に行っておけば

と少なからず後悔。

 

 

 

しかし、昨日の体調で長城を登れるとも思えないので 仕方がない。

 

 

ダメな自分を責めるのはやめよう。

 

 

とりあえず飯じゃぁ!!

 

 

ホテルを飛び出し、王府井へ。

 

f:id:onotaka1986:20200131140020j:plain

 

 

 

 

 包子の名店で知られるお店へ。

f:id:onotaka1986:20200131140036j:plain

 

看板にある理不狗とは「犬も食わない」の意味で、自虐を逆手に取ったユニークな店です。

 

あの西太后も絶賛したらしい。

 

店の前のには象徴的な銅像があるので、探してみてくだされ。

f:id:onotaka1986:20200131140058j:plain

 

 

いざ、店内へ。

 

f:id:onotaka1986:20200131140118j:plain

 

 包子の中身は三種類から選べるが、この日は猪肉しか選べませんでした。

 

 

f:id:onotaka1986:20200131140145j:plain

 

店内の雰囲気は、大衆感漂う活気あふれる感じでした。 奥の方では、店員も食べていたり、包子が国民食なんだなぁと感じられました。

 

f:id:onotaka1986:20200131140208j:plain

包子8つがセットなのと、それ以外にお粥(右下) がついてきます。

 

コーンスープに見えますが、お粥です。

 

それから、野菜が不足していたのと、きくらげがおいしそうだったので追加。

 

 

f:id:onotaka1986:20200131140224j:plain

 

醤油を大胆につけていただきます。 

 

 

特に使ってる肉が高級とかではないですが、うまい。

 

飽きることなく8つすべていただきました。 

 

 

外国人観光客も多いので、有名なお店なんですね。

 

 

 

さあ、1日がんばるぞー!

 

 

 

 

結局候補の中から決めた行先は、天安門と故宮。

 

 

理由は単純。

 

 

 

 

 

近いから。 現代中国の主役の毛沢東と紫禁城が見たい!見なきゃ始まらん!

 

 

ということで、初日以来の門前駅へ。

 

 

あの時の俺とは違うぜ。

 

 

 

気長に並ぼう。

f:id:onotaka1986:20200131140311j:plain

 

初日よりも行列が短く感じた。

 

中国の雑多な感じにも慣れてきたのだろう。

 

f:id:onotaka1986:20200131140335j:plain

 セキュリティーチェックも問題なし。

 

 

 

いよいよ道路を渡り広場へ。

f:id:onotaka1986:20200131140354j:plain

 

 

 

広場に立った第一印象は

 

 

 

「うーーん。北朝鮮みたい」

 

 

どんどん奥へと進み、ついに!! 

f:id:onotaka1986:20200131140424j:plain

 

け、毛沢東さん!!

 

 

f:id:onotaka1986:20200131141023j:plain

 

永遠のアイドル毛沢東にご対面。

 

 

なにがあるわけでもないけれど、テレビでよく見るあの場所ってだけでテンションが上がります。

  

 

そのまま門のわきから中へ。故宮へと続きます。

 

f:id:onotaka1986:20200131141106j:plain

 

 

f:id:onotaka1986:20200131141131j:plain

 

遠目に紫禁城が見えてきた。否応にも気分が高まる。

 

 

しかし

 

私はチケットをもっていない。

 

事前の調べでは、故宮博物館は1日の人数に入場規制(確か8万人)があって、チケットはオンラインでとっておけとどのサイトにもあったのです。

 

 

にもかかわらずとっていないのです。!

 

 

行けば何とかなるの精神で来たものの果たしてどうか。

 

 

f:id:onotaka1986:20200131141203j:plain

 

チケット売り場の様子をしばらく見ていると、左側に外国人が群がっているな。

 

 

これは、行けるのか?

 

 

行けた!!パスポート番号を登録してもらい。

 

 

パスポートがチケット代わりになりました。

 

この辺のことはあまりガイドブックにも載っていないので、もし飛び込みで見に行こうと思う人は参考にしてください。

 

 

わーい(*^^)v

 

f:id:onotaka1986:20200131141236j:plain

映画ラストエンペラーのあのシーンがよみがえりますな。

 

これこれ


映画「ラストエンペラー」日本版劇場予告

 

 その後、前門→本殿 といった作りを何度か通り過ぎていく。

f:id:onotaka1986:20200131141309j:plain

 

 

f:id:onotaka1986:20200131141335j:plain

 

 

f:id:onotaka1986:20200131141411j:plain

 

 皇帝の玉座があるところ。

 

奥まで行くと、西側エリアと東側に分かれて、内政や執務を執り行った施設の見学ができます。

 

 

f:id:onotaka1986:20200131141502j:plain

ここは、軍機処と呼ばれる、清朝時代に設置された行政機関。

 

 

機密を扱うだけあって狭いスペースでした。 

 

f:id:onotaka1986:20200131141525j:plain

 

裏側の出口から。

 

 

滞在時間は2時間ほど。

 

 

やっと中国に来たなぁと満足。

 

出口にあるシャトルバスでホテルの近くまで。 

f:id:onotaka1986:20200131141545j:plain

 

時刻は確か15時くらい。ここから何か見に行くのも微妙だな。 

 

 

再び王府井へ。そろそろお土産を考えようかな。

 

 

 

途中見つけたおいしそうな屋台。

f:id:onotaka1986:20200131141626j:plain

爆肚はホルモンのことでしょう。 

 

 

 

f:id:onotaka1986:20200131141651j:plain

 うまそう。

 

f:id:onotaka1986:20200131141719j:plain

これが最高にうまい。

 

おろしにんにくががっつりきいた味噌スープにホルモンの食感とパクチーの鼻に刺さる刺激がいいバランス。

 

 

これは癖になるなぁ。

 

と、もうすでに1日の終わりな感じになってきたな。

 

 

気づけばビールも買っちゃたし。 

f:id:onotaka1986:20200131141801j:plain

ついに青島ビールで乾杯。

 

 

青島ビール [ 中国 330ml×24缶 ]

青島ビール [ 中国 330ml×24缶 ]

  • メディア: 食品&飲料
 

 

 

「くぅーーキンッキンに冷えてやがるぜー!!」 

 

 

(*^^)v<今日はもう十分頑張ったな。このままゆっくりして寝るかな。

 

 

 

ざわ・・・ざわざわ・・・

 

 

 

ん?なんだ?この感じは。

 

 

大事な何かを忘れている??

 

 

万里の長城はもうあきらめた。他は明日行けばいいしな。

 

 

いや、違う。

 

 

 

中国でしか見れないもの・・・。

 

 

 

はっ!( ゚Д゚)

 

 

中国雑技団を見てないじゃないか!!

 

 

 

スマホで調べてみる。

 

次の公演は16時20分。現在15時40分。無理か。

 

 

ちなみに劇場はどこにあるんだろう。 

 

 

北京には朝陽劇場雑技団というのがあるらしい。

 

 

場所は呼家楼駅。

 

 

東四駅と同じ6号線。

 

 

 行ける!!

 

ベッドから飛び起きダッシュで駅へ。

 

タイミングよく電車もつかまり乗車。

 

 

15分ほどで到着!!

 

 

駅の出口から30秒くらいのところに劇場が。

f:id:onotaka1986:20200131141824j:plain

 

 

 

 

 

f:id:onotaka1986:20200131141951j:plain

 

まだ入れそうだ!!

 

 

f:id:onotaka1986:20200131142014j:plain

 

料金は250元から。(多分地元の人はもっと安い。)

 

この値段は安いのか高いのか。

 

f:id:onotaka1986:20200131142032j:plain

 

 

 

f:id:onotaka1986:20200131142059j:plain

 

座席は中央から3列目。最高の席じゃないか。

 

 

その後、開演。

 

 

 

1時間半ほどで終演。

 

 

 

 

 

最高!!

 

 

めちゃくちゃおもしろい!

 

 

どう面白いかは次回の記事で詳しく説明します。

 

 

 

なぜなら次の日また見に行くからです。笑

 

 

そのぐらいハマりましたね。

 

 

 

そして、そのまま例のごとくスーパーで買い出ししてホテルへ。

 

 

 

 

本日のラインナップ

f:id:onotaka1986:20200131142128j:plain

 

 同じものしか食べてないな。笑

 

 

これで大体ビールは全種飲んだかなー。

 

 

ということで移動範囲は狭いですが、充実した1日でございました。

 

お読みいただきありがとうございました!

 

 

過去の記事です。

 

羽田から北京到着まで。 

 

www.photravel.onotaka1986.com

 

 

 

 前門周辺を周りました。

 

 

www.photravel.onotaka1986.com

 

 

 

 円明園と頤和園を見てきました。

 

 

www.photravel.onotaka1986.com

 

それでは!!

 

 

D03 地球の歩き方 北京 2019~2020

D03 地球の歩き方 北京 2019~2020

  • 発売日: 2019/02/14
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)